🐾【応用編】ペットの写真から3Dモデルにするステップと、うちの子らしさを出すコツ

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🕊️ はじめに:今回はちょっと応用編!

「うちの子時計」やオーダーメイドの雑貨を作るとき、 写真から3Dモデルにする工程は、作品の“魂”を吹き込む大切なステップです。

今回は、私が実際に使っている方法を紹介しながら、 写真→線画→2D→3D→塗装までの流れと、“うちの子らしさ”を表現するためのこだわりポイントをまとめました。

💡 応用編とはいえ、基本のやり方はシンプル。初心者でも「やってみたい!」と思えるように、ステップごとにポイントを紹介していきますね。

ステップ①:写真を線画にする(Copilot活用)

まずは、ペットの写真を線画のイラストに変換します。 ここでは、Microsoft Copilotを使って、写真から輪郭や表情を抽出したシンプルな線画を作成しています。
Copilotに画像をアップロードして、『この写真をシンプルな線画のイラストで表現して』とお願いするだけ。

✍️ 初心者向けポイント:絵が描けなくても大丈夫!Copilotに写真を送るだけで、輪郭を抽出した線画が作れます。

この線画が、次のステップで2Dデータ化するための土台になります。

ステップ②:イラストを2Dデータに変換(ここがキモ!)

線画をCADソフトで扱える2Dデータ(DXF形式など)に変換します。 方法は2通りあります👇

✅ 方法①:AnyConvでDXF化

  • 画像をDXF形式に変換できるオンラインツール
  • ただし、Fusion 360に取り込めない場合や、取り込めても動かないことがある
  • その場合は、別の2Dソフトで再編集してから再度DXF化する必要があります

🧠 初心者向けポイント:DXFって聞き慣れないかもだけど、要は“線のデータ”。Fusionに読み込むための準備って感じです。

✅ 方法②:Nai Naiでなぞり書き(こっちの方がおすすめ)

  • Nai Naiというフリーソフトを使ってFusion 360を半透明にして、裏に線画を配置(次回詳しく紹介します)

✍️ 初心者向けポイント:なぞるだけなら簡単!でも、ここで「うちの子らしさ」を出すのがポイントです。

✨ こだわりポイント:ただなぞるだけじゃない、“うちの子”を描く

なぞり書きの工程では、ただ線をなぞるだけではなく、 余計な線を省いたり、輪郭や毛並み、目の輝きなどを強調することで、 その子らしさを表現しています。

🐶 たとえば、ふわふわした耳の毛並みや、キラッとした瞳の光。 そういう細かい部分を意識して描くことで、「うちの子だ!」と感じられる作品になります。

この工程は、基本はシンプルだけど、オリジナリティを出すための大事なステップ。 私の作品が「ただの3Dプリント」じゃなく、「うちの子の物語」になる理由でもあります。

🎨 ステップ③:色味は“分けて”印刷する

最近の3Dプリンタは多色印刷ができるものもありますが、私の機種ではそれができません。 でも実は、“うちの子”を表現するには、あえて色ごとに分けて印刷する方が向いていると感じています。

  • 絶妙な色味はフィラメントでは再現しづらい
  • すべての色バリエーションを揃えるのは現実的じゃない
  • だから私は、色ごとにパーツを分けて印刷 → 手作業で塗装 → 組み立てという方法をとっています。一口に3Dプリンタといっても結構手間はかかりますがそこがまた楽しいポイントでもあります。

🎨 初心者向けポイント:色を塗るのはアクリル絵の具でOK!

この方法なら、その子らしい毛並みや表情のニュアンスを自由に表現できます。

🧵 補足:パーツの隙間や線の太さについて

1色ずつ印刷する場合、パーツ同士の隙間設定や線の太さ・厚みがとても重要になります。 このあたりは、作品の強度や組み立てやすさにも関わる部分なので、また別の機会にじっくり紹介しますね。

📝 おわりに

「うちの子を形にしたい」と思ったとき、最初のステップは写真をどう扱うか。 今回紹介した方法は、私自身が試行錯誤しながらたどり着いたやり方ですが、誰でも始められる工夫を意識しています。

次回は、Fusion 360でのなぞり書きの設定方法や、実際の画面を使った解説を予定しています。 「うちの子を時計にしたい」「自分でも作ってみたい」と思っている方のヒントになれば嬉しいです。

📩 ご質問や「こんな作品が見たい!」というリクエストがあれば、ぜひコメントやお問い合わせからどうぞ。 あなたの大切な思い出が、世界にひとつだけの形になるかもしれません。

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