🕰️ ペンギン時計が初めて売れた日|はじめて売れた喜びと、夜中の再印刷

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🕊️ はじめに:今回は初めて動物の時計が売れたときの振り返りです。

Creemaに出品してから、売れるなんてまだ先の話だと思っていたし、配送のことも梱包のことも、正直あまり深く考えていなかった。

そんなある夜、スマホに届いた一通の通知。 「ご注文が入りました」——それは、ペンギンをモチーフにした“うちの子時計”が、初めて売れた瞬間だった。

そこから始まったのは、パートの昼休みに箱を探し回ったり、夜中に再印刷を始めたり、配送方法に悩んだりするバタバタの2日間。 でもその中には、初めての取引だからこそ味わえた、ものづくりの責任と、誰かの喜びに触れる感動が詰まっていた。

今回は、そんな「初めて売れた日」の記録を、ちょっとだけ振り返ってみようと思います。

🐧 売れるなんて思ってなかったから、準備ゼロでした

配送の目安は「購入後3日以内」としていたので、明後日には発送しなきゃいけない。 でも、正直なところ…梱包も配送方法も、何も決めてなかったんです。

メルカリで小物を送るときに使っていた「ネコポス」が頭に浮かんで、 「今回もそれでいけるかな」と思っていたけど、ネコポスってメルカリ以外では使えないことをこのとき初めて知りました。

🛍️ パートの昼休みに、箱探しの旅へ

翌日、パートの昼休みにダイソーとホームセンターをハシゴ。 サイズ感と見た目のバランスがいい箱と緩衝材をようやく見つけて、 その夜、やっと梱包作業に取りかかりました。

でも、ネコポス箱だとしっかりした梱包ができなくて、簡易的な仕上がりに。 それでも「初めて買ってくれた人に、少しでも気持ちを届けたい」と思って、手紙を添えました。

👀 最終チェックで見つけた“黒い線”

時計の動作確認は、事前に2日間動かしっぱなしで済ませていました。 でも、最終チェックのときに、時間表示の横に黒い線があるのに気づいたんです。

たぶん、黒の文字を印刷したあとに埃が一本残っていたんだと思う。 何度も見ていたのに、気にもしていなかった。 でも、「人に買ってもらうもの」「初めて売れたもの」だと思うと、気になって仕方なくなった。

🛠️ 23時から始まった、再印刷の夜

「もう一度作り直そう」 そう思ったとき、時計はすでに23時。 ざっくり必要な時間は:

  • 白色の印刷:8時間
  • 黒色の印刷:3時間
  • くちばしの印刷:5分
  • サポートのはがし:20分
  • 接着と乾燥:50分+3時間

まずはくちばしをすぐに印刷して、白の印刷をセット。 朝起きてサポートをはがして、パート前に黒の印刷をセット。 昼休みに一度帰宅して接着作業、午後のパート中に乾燥。 仕事が終わったら車で梱包しなおして、その日のうちに配送。

💦 明らかに手間に見合ってない。でも、妥協はしたくなかった。 初めて買ってくれた人に、ちゃんとしたものを届けたかったから。

💸 配送は赤字。でも・・・

ネコポスが使えないとわかって、ヤマト宅急便の60サイズで配送。 結果、配送料は赤字。 でも、作品を手に取ってもらえることが、何より嬉しかった。

💌 そして届いた、心のこもった評価

配送を終えて数日後、Creemaの取引ページに初めての評価コメントが届きました。 その言葉は、予想以上に温かくて、丁寧で、心のこもったものでした。

「ペンギンの表情がとても可愛くて、部屋に飾るたびに笑顔になれます。 梱包も丁寧で、手紙まで添えてくださって…大切にします。」

読んだ瞬間、胸がいっぱいになりました。 利益はほとんどなかったけど、この評価こそが何よりの報酬。 「誰かの暮らしに、ほんの少しでも喜びを届けられたんだ」 そう思えたことで、これからも続けていこうという気持ちが強くなりました。

📝 おわりに:ものづくりの責任と、誰かの喜びを形にすることの意味

初めて売れたペンギン時計は、利益こそ出なかったけれど、 ものづくりの責任と、誰かの喜びを形にすることの意味を教えてくれました。

これからも「うちの子を形にしたい」という気持ちに寄り添って、 ひとつひとつ、心を込めて作品を作っていきます。

📩 ご質問や「こんな作品が見たい!」というリクエストがあれば、ぜひコメントやお問い合わせからどうぞ。 あなたの大切な思い出が、世界にひとつだけの形になるかもしれません。

▶︎ オーダーメイドのご依頼は [Creemaの販売ページ] からどうぞ
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