「3Dプリントって難しそう…」 そう思っていた私が、実際に始めてみて感じたことを、初心者目線でまとめてみました。 専門的な知識がなくても、ちょっとした工夫で楽しく続けられるんです。
機種選びのポイント

買う前に“最新機種”の情報収集は必須。でも私は…手探りでした。
私が3Dプリンタを購入したのは約2年前。 正直、あまり深く考えずに「Creality Sermoon D1」という機種を選びました。
でも、結果的にはこの選択が私には合っていたと思っています。 選んだ理由はこんな感じです:
- 最新機種ではなく、実績があるものを選びたかった → 初心者なので、速度よりも「安定して造形できること」が大事だと思ったんです。
- 安全性が高いこと → 子供が部屋に入ってしまっても、エンクロージャー(カバー)で囲われているので安心。
- 見た目がおしゃれ → 透明なアクリルで覆われたデザインで、インテリアにもなじみました。
狙い通り、造形はほとんど失敗することもなく、かなり安定しています。 ただ、最近の3Dプリンタの進化は本当にすごくて、今なら間違いなく「Bambu Lab A1」か、予算に余裕があれば「P1S」を選ぶと思います。
📌 日進月歩で新しい機種が登場するので、「何を作りたいか」「どこで使うか」「安全性や静音性」など、自分の暮らしに合った機種を選ぶのが大切です。
素材の種類と特徴(PLA、PETGなど)素材
雑貨づくりなら、まずはPLAで十分!
3Dプリントに使う素材(フィラメント)にはいくつか種類がありますが、初心者が雑貨を作るなら「PLA」だけで十分です。
・PLA(ポリ乳酸)
→ 扱いやすく、反りにくく、家庭用プリンタでも安定して出力できます。
→ 加熱ベッドがなくても印刷できる場合もあり、初心者にぴったり。
→ 見た目もきれいで、雑貨やインテリア小物に向いています。
・PETG
→ 耐熱性や柔軟性が高く、屋外や機能部品に向いています。
→ ただし、反りや糸引きが起きやすく、設定に少し慣れが必要です。
・TPU
→ TPUはゴムのように柔らかくて丈夫で、スマホケースや滑り止め雑貨に最適。 ただし造形が難しく、低速印刷と湿気対策が必要です。
📌 時計のような雑貨は「表面の美しさ」がとても重要。 実は、1面だけをかなり美しく仕上げるコツがあるんですが… こちらは【実践編】の投稿で詳しくご紹介しますね。お楽しみに!

ちょっとしたツールと工夫で表面がシボっぽい高級感のある仕上がりになります。
失敗しないためのコツ
ちょっとした工夫で、失敗はグッと減らせます。
・印刷設定は基本、初期設定でOK。ただし…
→ 1層目の印刷だけは「極端に遅く」するのがポイント。
→ これだけで造形がはがれにくくなり、失敗がぐっと減ります。
→ 実はこの設定、先ほどの「1面だけ美しく仕上げるコツ」にもつながるので、こちらも【実践編】で詳しく解説します。
・印刷終了後やフィラメント交換時は、必ず掃除!
→ ベッド面やノズル周辺をしっかり掃除することで、次回の印刷トラブルを防げます。
→ フィラメントの色を交あとに、前のフィラメントのごみがベット面に残っていると、造形物に付着して異物感が出てしまいます。※特に黒の後に白を印刷するときは念入りに
・はじめから完璧を目指さない。
→ 3Dプリンタの品質が良いので、最初からかなりきれいな造形ができます。
→ でも、100点を目指すと少しのムラやズレが気になってしまい、楽しさが半減してしまいます。
→ そのズレやムラを少しずつ修正していく過程こそが、3Dプリントのだいご味。
→ ぜひ「育てる感覚」で楽しんでみてください。
終わりに
「誰かに喜ばれる」ことが一番のモチベーション。 私も、ペットの写真から作った時計を贈ったときにとても喜んでもらえて、「やってよかった」と心から思えました。
3Dプリントは、思っているよりずっと身近で、楽しい世界です。 「主婦だから」「初心者だから」と遠慮せず、まずは小さな一歩から始めてみてくださいね。
次回予告&行動のおすすめ
次回は、実際に作った時計の「表面仕上げテクニック」や「感動を引き出すデザインの工夫」をご紹介します!
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